
Broken Link Checkerとは?
Broken Link Checkerの使い方を知りたい
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- リンク切れについて
- Broken Link Checkerについて
- Broken Link Checkerの使い方
記事を書き進めていくと、リンク切れを起こしていることがあります。
リンク切れとはリンク先が表示されない状態のことです。
そんなリンク切れを自動で定期的にチェックできるのが、Broken Link Checkerです。
Broken Link CheckerはWordPressのプラグインの一つです。
この記事ではリンク切れについてと、Broken Link Checkerについてや使い方を解説します。
リンク切れとは
リンク切れとは、リンクをクリックしてもサイトが表示されない状態です。
リンク切れのURLをクリックすると、「404 Not Found」と表示されてしまいます。
「404 Not Found」を見た時、調べ事でサイトに訪れたのに「なんだよ...」となりますよね。
また「404 Not Found」が表示されると以下のようにマイナスの印象を与えてしまいます。
- 怪しいサイトかな
- このブログは管理されてないな
こう思われてしまっては、ユーザーはあなたのブログ記事から離脱してしまいます。
離脱率を上げないためにも、リンク切れの対策は必ずしておきましょう。
下の記事はリンク切れについて原因やデメリット、プラグイン以外のチェック方法をまとめてます。
リンク切れについて詳しく知りたい方や、 WordPress意外でブログを書いている方は参考にしてください。

WordPressプラグインでリンク切れをチェック
WordPressプラグイン「Broken Link Checker」について詳細や使い方を詳しく説明していきます。
- Broken Link Checkerとは
- Broken Link Checkerのインストール方法
- Broken Link Checkerの設定
- リンクエラーの修正方法
これらについて詳しく順番に説明します。
Broken Link Checkerとは
「Broken Link Checker」はWordPressのプラグインの一つです。
ブログ内のリンク切れを自動的にチェックし、見つけたらメールで通知してくれます。
作成者は「WPMU DEV」です。

このプラグインでできることを以下にまとめました。
特徴
- リンク切れの検出
- ダッシュボードとメールで通知
- リンク切れに装飾を自動で適用
- リンク切れにnofollowを適用
- プラグイン上でリンク切れをまとめて修正できる
Broken Link Checkerのインストール方法
プラグイン(Broken Link Checker)をインストールする方法を解説します。
ダッシュボードの【プラグイン】→【新規追加】より、検索ボックスで「Broken Link Checker」と検索します。
画像と同じ「Broken Link Checker」が表示されたら、【いますぐインストール】をクリックしてインストールして下さい。

インストールが終わったら【有効化】を忘れずにクリックしましょう。
これで「Broken Link Checker」のインストールが完了します。
利用するための準備は整いました。
Broken Link Checkerの設定
ダッシュボード左メニュー【設定】→【リンクチェッカー】に移動してください。
ここで設定できるオプションは大きく5種類に分けられます。
- 一般
- 含まれるリンクを探す
- チェックするリンクの種類
- プロトコル&API
- 高度な設定
順に解説していきます。
一般
一般の各項目の詳細は以下の通りです。
上記画像は私の設定内容です。
ステータス | リンクエラーの状況 |
各リンクをチェック | 定期的にリンクをチェックするタイミングを設定 |
メールで通知 | リンク切れが見つかった場合のメール通知の有無 |
通知メールアドレス | メール送信先アドレスを指定 |
リンクの調整 | リンク切れにCSSで装飾設定 |
提案 | リンク切れの代わりのものを提案 |
警告 | 不確実または軽微な問題を「リンクエラー」ではなく「警告」として表示 |
YouTube API Key | YouTube APIをから取得したリンクをチエック |
ステータス
ステータスに「リンクエラーを発見しました」と表示されていたら、リンクエラーを修正しましょう。

インストールしてすぐはチェックが行われてないので、「リンクエラーはありません」と表示されます。
各リンクをチェックするタイミング
1時間単位で設定するタイミングを設定できます。
特に初期状態(72時間)から変更しなくても大丈夫です。
メールで通知
リンク切れをメールで受け取りたい場合は、チェックしましょう。
下の「投稿内のリンクエラーについて作成者へメール通知を送る」は複数人でWordPressを運用している方向けです。
記事作成者にメールを送ることができます。
通知メールアドレス
メール通知を希望した場合に、送信先のアドレスを指定できます。
空欄のままにすると、WordPressで設定しているメールアドレス宛に通知がきます。
リンクの調整
リンク切れを発見した時に、自動的に設定したCSSで装飾をすることができます。
デフォルトではテキストリンクに打ち消し線が適用される状態です。
CSSに知識があり設定を変えたい場合は「CSSを編集」より編集することができます。
また「検索エンジンにリンクエラーをたどらせない」はチェックを入れておきましょう。
リンク切れがあったときに「rel=”nofollow”」タグを追加し、クローラーがリンク切れをチェックしないようになります。
仮にこの設定をせずにリンク切れを放置すると、クローラビリティを低下させることになってしまいます。
提案
リンク切れを発見した時、代わりのものを提案してくれます。
しかし、リンク切れをご自身で修正する方が確実に修正できるのでチェックは必要ありません。
警告
不確実または軽微な問題を「リンクエラー」ではなく「警告」として表示します。
問題のないリンクでもエラーとして表示することがあるので、チェックを入れておきましょう。
警告とリンク切れの違いは以下の通りです。
リンク切れ:永遠にアクセスできない
警告:一時的にアクセスできない
YouTube API Key
YouTube API Keyを持ってる場合はAPIを記入することで提携してリンク切れをチェックすることができます。
含まれるリンクを探す
一般の各項目の詳細は以下の通りです。
上記画像は私の設定内容です。
含まれるリンクを探す | リンク切れをチェックする対象ページの選択 |
投稿のステータス | リンク切れをチェックする投稿状態の選択 |
含まれるリンクを探す
どのコンテンツでリンク切れをチェックするかを設定します。
一般的には「コメント」「固定ページ」「投稿」の3つにチェックで大丈夫です。
他にリンクを貼る可能性があるコンテンツがあれば、チェックを入れましょう。

投稿のステータス
どの投稿状態でリンク切れをチェックするかを設定します。
一般的には「公開済み」にチェックで大丈夫です。
「予約済み」や「下書き」を多用している場合はチェックを入れておきましょう。
チェックするリンクの種類
一般の各項目の詳細は以下の通りです。
上記画像は私の設定内容です。
リンクの種類 | リンク切れをチェックする種類の選択 |
除外リスト | 指定したURLを含むリンクをチェックから除外 |
リンクの種類
チェックするリンクの種類を指定できます。
デフォルトでチェックされている「HTMLリンク」「HTML画像」「埋め込まれたYouTubeの動画」の3つにチェックを入れておけば大丈夫です。
もしチェックリストにある他の動画サービスも利用するようでしたらチェックをいれましょう。
除外リスト
リンク切れをチェックするURLのうち、URLのリンク切れチェックを対象外とすることができます。
ただし、リンク切れは解消されるわけではないので、基本空欄にしておきましょう。
プロトコル & API
一般の各項目の詳細は以下の通りです。
上記画像は私の設定内容です。
リンクのチェック手段 | リンクとの通信手段を選択 |
プロトコルとは通信の手順や企画のことを指します。
API(Application Programming Interface)とはソフトウェア機能を共有する仕組みのことを指します。
ここでは「基本的なHTTP」「YouTube API」の2つをチェックしておきましょう。
「MediaFire API」「RapidShare API 」に見覚えがあり、使用している方はチェックをしてください。
高度な設定
一般の各項目の詳細は以下の通りです。
上記画像は私の設定内容です。
特にこれらの設定は初期状態のままで大丈夫です。
気になる方のために説明しておきます。
タイムアウト | リンク応答時間によるエラー決定時間の設定 |
リンクモニター | リンクをチェックするタイミングの設定 |
ダッシュボードのウィジェットを表示 | ダッシュボードウィジェットで確認できる権限を指定 |
リンクに表示する操作 | リンクエラー確認画面での表示項目 |
最大実行時間 | リンクチェックの実行時間 |
サーバー負荷の制限 | サーバー負荷の上限設定 |
リソース使用率の目的値 | リソースの使用率を設定 |
ログの保存 | ログの保存有無 |
ログファイルの場所 | ログを保存している場合の保存先 |
再確認 | リンクチェックを即実行 |
タイムアウト
リンクを読み込んで設定した時間応答がない場合は、リンク切れと判断する時間を設定できます。
リンクモニター
リンクをチェックするタイミングを指定できます。
「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」はサーバーに余分な負荷がかかってしまうためチェックを外しましょう。
ダッシュボードのウィジェットを表示
指定するとダッシュボードにリンク切れを通知してくれます。
一般的には「編集者以上」にチェックされてます。
私はメニューにエラーが表示されるから重複してると思い、使用していません。
リンクに表示する操作
リンクエラー確認画面を開くと、画像のように適用する方法が表示されてますが、ここでチェックされた項目が表示されてます。
デフォルトで「URLを編集」「リンク解除」「リンクエラーでない」「無視」「再確認」の5つにチェックが入っています。

最大実行時間
リンクをチェックする際の最大実行時間を設定します。
リンクが大量であれば、時間を伸ばして調整しましょう。
サーバー負荷の制限
サーバーの負荷の上限を設定できます。
設定しているサーバー負荷の数値を超えたらリンクチェックを中断します。
現在の負荷より+1~2程度上げた数値に設定しておきましょう。
リソース使用率の目的値
基本デフォルトのままで問題ありません。
リンクチェッカーの動作が重い場合は、値を減らしてください。
ログの保存
ログを保存するか設定できます。
ログを取る必要はないのでチェックは外しましょう。
ログファイルの場所
ログの保存をチェックした場合、ログファイルの保存先を指定できます。
再確認
「すべてのページを再確認」をクリックすると、Broken Link CheckerがWEBサイト内のURLをチェックしはじめます。
すぐにチェックしたい場合はクリックしましょう。
リンクエラーの修正方法
プラグインで自動で見つけたリンクエラーを修正していきます。
ダッシュボード左メニュー【ツール】→【リンクエラー】に移動してください。
全てのリンク切れが表示され、ここでリンク切れを一括修正することができます。

URLを編集 | URLをその場で修正 |
リンク解除 | リンクのみを記事から削除 |
リンクエラーではない | リンクエラーを誤検知とする |
無視 | 一旦リンクエラーを放置 |
再確認 | リンクを再確認する |
「URLを編集」「リンク解除」「リンクエラーでない」「無視」「再確認」について説明します。
URLを編集
設定されているリンクを修正することができます。
リンク先のURLが間違っている場合はこの画面で修正しましょう。
リンク解除
指定したリンクを記事から削除できます。
元のテキスト自体は残ります。
リンクエラーでない
リンクエラー一覧から削除されます。
リンクエラーは解消されずに後回しにするイメージです。
しかし、誤検知であればこちらを選択しましょう。
無視
一時的なリンクエラーとみなし、一旦リンク切れを無視する動作です。
次回リンクチェック時にエラー検知されます。
再確認
もう一度対象URLがリンク切れかを確認できます。
WordPressリンク切れプラグイン(Broken Link Checker)のまとめ
本記事ではWordPressのプラグイン、Broken Link Checkerを徹底紹介しました。
リンク切れはSEOに悪影響です。
定期的にBroken Link Checkerでチェックして、質のいいサイトを作っていきましょう。
また、他に役に立つブログ記事は下記にまとめていますので、ご活用下さい。